2013年01月23日

屋号付き銀行口座

昨日外出した際に、足を伸ばして最寄の駅前まで銀行口座の開設に行ってきました。せっかく(?)個人事業主になったわけですし、「屋号付き」の口座を開設したいと思ったわけですが、これが銀行によって全然違うんですね。けっこう興味深かったので、記事にしてみました。(長文です)

まずはみずほ銀行へ。
受付の案内の方に「個人事業用の口座を新規で作りたい」と申し出ると、専用の用紙を渡されたので事前に記入して窓口へ。内容を確認され、身分証明と屋号が証明できるものの2つが必要とのことで、運転免許証と行政書士証票を提示。その後「しばらくお待ちください」とのことで待合で待ってたわけですが、なんとなく後ろでバタバタしてる感じがする。結局、30分ほど待たされたんですが、とりあえず口座は開設できるとのこと。ただし審査に2〜3日かかり、その後事務所の方に電話があって最終確認をしてから、再度来店しなければいけないとのこと。さらに、キャッシュカードの発行に¥1,050ですが手数料もかかるとのことで、やはり個人用口座とは違うんだなと思いつつ、とりあえず了承してその場は終了。
ただ、もう一度足を運ぶのも面倒やし、僅かとはいえ手数料がかかるのもなんとなく納得がいかなかったので、その足で別の銀行にも行ってみました。

次に行ったのは三菱東京UFJ銀行。
受付の案内の方に同じように用件を伝えると、「窓口でお伺いしますのでお待ちください。」とさっそく違う対応。窓口での対応は同じような感じでしたが、通帳は即日発行されるとのこと。おお!!助かる(笑)。キャッシュカードの発行にも手数料はかからないとのことで、何の問題もなし。その後30分ほど待たされるのは一緒でしたが、無事に屋号付き通帳をゲットしました。ただ屋号だけでは作れないらしく、屋号+個人名になるので、名義は「行政書士山口恭弘法務事務所 山口 恭弘」となんとも長い・・・まぁ仕方ないですね。(笑)

ただ、その後に問題が・・・
インターネットバンキングのことは窓口では話題にならず、私も後からすればいいやくらいにしか思ってなかったのですが、帰宅後Webからネットバンキングを申し込もうと思ったら、「屋号付きの口座ではご利用できません。」とのこと。そうか、それで窓口では何も言ってくれなかったんや。BizSTATIONというので出来るらしいのですが、基本は法人用の「有料」サービスなので、月額の基本料がかかるとのこと。そんな出費までする必要はないけど、やっぱりネットバンキングがあったほうが便利やしということで・・・

日を改めて今日、三井住友銀行にも行ってみました。
窓口での対応までは三菱東京UFJ銀行と同じ感じ。ただ、キャッシュカードのことやネットバンキングのことをこちらから切り出していたので、パンフレットを見せてくれながら口座の内容を丁寧に説明してくれました。結論から言うと、通帳即日発行・キャッシュカード発行無料・ネットバンキング利用可ということで、個人用口座と何が違うかは、キャッシュカードにクレジット機能を付けることが出来ないだけとのことでした。そんな機能は必要ありませんし、今度こそ何の問題もなし。(笑)
口座が複数あっても特に不都合はないのでそのまま手続きをしてもらったのですが、「2〜30分かかりますので、よろしければ一度店を出ていただいてもかまいません」とこれまた嬉しい対応。ちょうど昼時だったので、待ち時間に昼食を済ませることが出来ました。

いや〜銀行によってこんなにも違うものなんですね。最初に三井住友銀行に行っていれば分からなかったことなので、手間はかかりましたがある意味面白かったかなと。結論は、窓口での対応も含めて三井住友銀行がベストということになるでしょうか。今後同じような口座を開設する方のご参考になれば・・・
あ、もちろんみずほの方は電話があった時にキャンセルするつもりです。(笑)

P.S.
先日控えをもらっておいた開業届がこういう時に必要と聞いていたのですが、3行とも行政書士証票で屋号の確認がOKだったので、行政書士の場合は必要ないようです。


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posted by gaichi at 22:35| Comment(0) | 日記